初代78プラドと現行150プラドの比較【丸一日レンタカーを借りた】

78プラドに乗っているが、現行のプラドも気になる。
150プラドに乗っているが、古いプラドも気になる。
こんな方にお届けします。

78プラドに5年間乗っている私が、丸一日レンタカーで走ってみました。
78プラドが基準となってしまいますが、乗り比べて比較した様子をお届けします。
※「現行」と書いていますが2020年9月時点です。

１．初代78プラドと現行150プラドの比較【走りは78、快適性は150】

同じ名を持ちつつも20年以上の時を経て発売されたこの2台、性質が全然違います。
今回乗ったのは後期型の2018年モデルのガソリン車でした。

150プラドの方が大きく快適

150プラドに乗った瞬間、デカっ！！と思いました。
実際に数値で比較してみると、以下の通りです。

全長で200mmほど、全幅で100mmほど150プラドの方が大きいですね。
この違いで、結構違うように感じました。
特にボンネットが高く、前が見にくく感じ、前の間隔を掴むのに時間が掛かりました。

次に室内ですが、こちらも150プラドはかなり大きく感じました。
数値で比較してみましょう。

この100mmの違いで、かなり大きく感じました。
幅にも余裕があり、後部座席の足元にも余裕がありました。

78プラド乗りとして一番魅力的だったのが、運転席の足元の広さです。
78プラド、狭いんですよね・・・

78プラドのサイズについて気になる方は「78プラドのサイズ感を解説した記事」をご覧ください。

78プラドは軽快さがある

走行性能は78プラドの方が良いように感じました。
スペック自体は以下の通りです。

一般道を走るうえでは、150プラドの方がスペック的には上ですね。
ただ、78プラドの方がキビキビ走る印象です。

ゼロスタートや高速走行では150プラドも悪くないんですが全体的にモッサリ感があります。
ステアリング操作、アクセル操作、全てがワンテンポ遅れる感じです。
（私の78プラドがMTなのも感じ方に影響していると思いますが。）

とは言え、どちらが良いとか悪いとかいう話ではなく、

と言った感じです。

150プラドは魔法の絨毯

最後に乗り心地です
78プラドに比べると、150プラドは魔法の絨毯です。
快適そのものです。

印象としては、オフロードも走れるミニバンと言ったところでしょうか。
スライドドアに憧れが無い限り、ミニバンとの比較対象にもできると思いました。
世の中のお母さんも納得の快適性です。
（あくまで78プラド乗りの感想です。笑）

装備面でも、左右独立のオートエアコン、クルーズコントロールなどなど、かなり優等生です。

また、高速での静寂性も高く、高速走行でも静かです。
広い車内にも関わらず、後部座席との会話も普通にできました。

ファミリーカー使用している78プラド乗りとしては、ココは少し羨ましいですね。
吸音材敷き詰めようかと思っちゃいました。

２．購入時、どちらを選択するか【150プラドがオススメ】

では、プラドの購入を考えている方に、どちらをオススメできるかを書いていきます。
ズバリ、150プラドです。
一言で言うと、普通の車に近いからです。

150プラドはオフロードも走れるミニバン

先ほども記載しましたが、150プラドはオフロードも走れるミニバンという印象でした。

様々な状況で使えるオールマイティな車だと思います。

私が自分の車と比較しているので、ネガティブな表現も書いてしまいましたが、正直言って、かなりオススメな車です。

アトラクション感を求めるなら78プラド

じゃあ78プラドってどうなんだよ？？
という疑問にお答えします。

正直言って、万人にオススメできる車ではありません。
一番の理由は快適性に欠けることです。

古い車、うるさい車内、ガタガタ揺れる車体、、、
率先して友人を乗せたいかと言うと・・・微妙です。

ただし、快適性よりも車の運転自体を楽しみたい方にはオススメできます。
重い車体の割にキビキビと走ってくれますし、車自体がアトラクションっぽいです。

かなり極端な例えをすると、こんな感じです。

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78プラドの走行性能や乗り心地は「78プラドのレビュー記事」でも書いています。
また、「78プラドの弱点について解説した記事」も参考になるかもしれません。
こちらも併せてご覧ください。