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電気自動車

自宅で電気自動車を充電する際の注意点【工事は必要?100V?200V?】

自宅で電気自動車を充電する際の注意点【工事は必要?100V?200V?】
電気自動車を自宅で充電する時はどうすればいいの?
100Vとか200Vとあるけど、どちらが良いの?
こんな疑問にお答えします。

参考

1.電気自動車の充電電圧と電気の種類【三相200V、単層200V、単層100V】
2.100Vは工事不要、200Vは工事が必要【ブレーカー容量に注意】
3.家で充電しないという選択肢

最近話題に上ることが多い電気自動車ですが、
充電についての不安も多いかと思います。
今回は、家での充電について解説していきます。

電気自動車の充電電圧と電気の種類【三相200V、単相200V、単相100V】

まず、家での充電について考えるうえで、
電気自動車の充電に用いる電気の種類を知る必要があります。

電気の種類と充電速度

そもそも、電気自動車に充電する電気の種類として、以下の3種類があります。

  • 単相100V
  • 単相200V
  • 三相200V

充電速度:三相200V>>>単相200V>単相100V

街中にある急速充電器は三相200V、家庭用の通常の充電器は単相200Vです。
家庭用コンセントから取れる単相100Vは、電気自動車の充電では
時間が掛かるためあまり使われないようですが、アダプターにより使用可能です。

単相って何?三相って何?という方は、コチラの記事も参考にしてください。

【交流と直流とは?周波数、単相と三相とは?】電気の種類・違いを簡単に解説
参考【交流と直流とは?周波数、単相と三相とは?】電気の種類・違いを簡単に解説

交流と直流って何が違うの? 周波数や、単相と三相って聞いたことあるけど、何が違うの? こんな疑問にお答えします。 目次 1.交流は大きさや向きが周期的に変化し、直流は一定の電気 2.交流について深堀り ...

100Vは工事不要、200Vは工事が必要【でも200Vがオススメ】

電気自動車の充電では、家庭用の100Vからも専用のアダプター等を使えば可能です。
ただ、時間もかかるため200V推奨です。

三相200Vは一般家庭に設置するにはハードルが高い

先ほど紹介したうち、急速充電できる三相200Vについて解説していきます。
まず、一般家庭に急速充電用の三相200Vを設置するには、ハードルが高いです。

そもそも大型のモーターなど、機械を動かすのに適した電気です。
一般家庭では、ほとんど馴染みが無い電気です。
一方で、自営業で工場をやっている方や、家にエレベーターや大型の空調機がある場合は
導入のハードルがだいぶ下がりますね。

何も無い状態から三相200Vを設置しようとすると、電源ケーブルを3本引き込み、
配電盤を設置し、接地と呼ばれるアース線の設置も必要です。
工事も大掛かりになるので、一般家庭においては、次の単相200Vをオススメします。

工事は必要だが、ハードルが低い単相200Vの設置

あなた

単相と三相でそんなに違うの?

と思うかもしれませんが、、、違います。

超簡単に図を書きましたが、一般家庭で3本の電源ケーブルがある場合
電源ケーブルを3本引いてあれば簡単に200Vを得ることができます。

電圧とは、2つの電線間の差ですので、

  • 1と2を接続すれば100V
  • 2と3を接続すれば100V
  • 1と3を接続すれば200V

を得ることができます。

工事もそれほど大掛かりとならないので、コチラがオススメです。
金額については、5~20万円という記述が多かったですね。
現状や設置する設備にもよるので、参考までです。

100Vは工事不要だが、あまりオススメできない

あなた

100Vだと、コンセントに挿すだけで充電できるので良いんじゃないの??

と思う方もいるかもしれませんね。
確かに、かなりお手軽です。

ただ、以下の理由から、あまりオススメできません。

  • 充電に時間が掛かる
    空近くから満充電まで16時間以上かかります
  • 充電に15A使う
    ブレーカーの容量が30Aだったり40Aだったりすると、すぐ落ちます

特に2つ目の15Aと言うのが気になりますね。
一般の家庭用コンセントは15Aを限度としている設計が多いので
このギリギリの電流を10時間以上も流し続けるのは少し怖いです。

電気は、流れる電流が多いほど熱を発生しますので、過電流は火災の元です。
15Aであれば設計上は大丈夫なハズですが、少し心配な要素ですね。

家で充電しないという選択肢

ここまでご覧頂き、家で充電するのって大変だなぁ・・
という感想をお持ちの方も多くいると思います。

ただ、必ずしも家で充電する必要が無いとも思います。
ガソリン車と同じ考え方ですね。

例えば、日産では「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」という
定額制のプランもあり、こういったプランを活用するものオススメです。

ガソリン車と違い、急速充電器でも1時間近く掛かってしまいますので、そこが難点ですが
買い物のついでなど、自分の行動範囲内に充電器を探してみるといいでしょう。

そして、やはり実際に使ってみる、というのが良いかと思います。
購入前提でディーラーで試乗もありですが、
以下の箇所ではリースも行っているようです。

電気自動車の無料試乗(神戸)

もちろん無料試乗もありますので、関西圏の方にはなってしまいますが、
リースを検討してみるのもありではないでしょうか。

おわり

電気自動車の自宅での充電について参考になると嬉しいです。

 

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