シートベルトの警告音が消えないことがある。
止まらなくてうるさいことがある。どうしたらいいの?
こんな疑問にお答えします。
目次
1.シートベルトの警告音が止まらないのは、助手席の荷物が原因
2.シートベルト警告音は、「重さ」+「シートベルト未装着」で鳴る
シートベルトの警告音が鳴りやまずに困った経験のある方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな時の警告音の止め方を紹介していきます。
シートベルトの警告音が止まらないのは、助手席の荷物が原因
シートベルトの警告音が鳴り止まないのは、助手席に置いた荷物が原因なのですが、
これについて解説してきます。
助手席に置いた荷物を座席以外に置く
シートベルトの警告音が鳴り止まない時、助手席に荷物はありませんでしょうか?
買い物帰りで、お茶やお米などの重いものを買った際に、
その荷物を助手席に置いていたら、それが原因です。
助手席に掛かる重さを検知して、警告音が鳴っているわけです。
(これについては、後ほど詳しく解説していきます。)
対処方法は簡単で、荷物を座席以外に置きましょう。
後部座席もシートベルト警告音が義務化
そもそも、昔の車であれば、シートベルト警告音はありませんでしたし
警告音がなる車でも、運転席と助手席のみでした。
しかし、2020年9月に後部座席も警告音が義務化され、以下のようになりました。
- 前席:シートベルト未着用時に、警告表示+警告音
- 後座:シートベルトを外した際に、警告表示+警告音
つまり、後部座席は、一度シートベルトを装着した後、外した際に警告音が鳴ります。
このため、荷物を置いただけでは警告音は鳴らないことになりますが、
車種によっては、前席と後席が同じ制御の可能性もありますね。
シートベルト警告音は、「重さ」+「シートベルト未装着」で鳴る
最後に、シートベルト警告音の鳴る条件を知ることで、車を上手に使っていきましょう。
「重さ」+「シートベルト未装着」で鳴る、が基本
シートベルト警告音は、シートベルトが未装着なだけでは鳴りません。
シートにかかる重さを検知して、
「シートに重さが掛かっている」+「シートベルト未装着」
で鳴ります。
このため、シートには重さのセンサーが付いています。
荷物を置いている場合は、荷物の場所を少しずらすだけで
警告音が鳴り止むこともあるかもしれません。
ジュニアシートを使用している際は警告音が鳴らないので注意
座席に荷物を置いて警告音が鳴るパターンをお話しましたが、
逆に鳴らないパターンもあります。
それが、例えばジュニアシートを使って子どもを乗せている場合です。
他にも、シートの上に厚手の座布団を載せている場合などは、
力が分散して重さのセンサーが反応せずに、警告音が鳴らない場合があります。
このような場合は特に、シートベルトの閉め忘れに注意しましょう。
おわり
シートベルトの警告音が鳴らない時の参考になると嬉しいです。