子供がピアノを習い始めたけど、ピアノが欲しい。
どんなピアノが良いの?
オススメのピアノは?
こんな疑問にお答えします。
目次
1.キータッチがグランドピアノに近い電子ピアノがオススメ
2.10万円未満の電子ピアノの比較【ヤマハ、ローランド、カワイ】
現在、5歳の子がピアノを習っており、安いキーボードで練習していましたが
電子ピアノの購入を検討しました。
その際に調べたことを紹介していきます。
(今回記載している項目のみの比較になります。)
キータッチがグランドピアノに近い電子ピアノがオススメ
安い1~2万円ほどのキーボードから、5~10万円ほどの電子ピアノに買い替える主な理由は、
キータッチでしょう。
ここについて、少し紹介していきます。
グランドピアノに近いキータッチの電子ピアノが重要
あなた
安いキーボードでも良いのでは?買い替える必要あるの?
という疑問があるかと思います。
これについては、うちの子の経験談なのですが、家のキーボードの軽い鍵盤で練習しても、
ピアノ教室のグランドピアノの重い鍵盤で上手に弾けないとのことでした。
この鍵盤の重さに違いがあることで、家で練習しても
グランドピアノで発揮できないのであれば、解消する必要があるでしょう。
グランドピアノの鍵盤の重さに近い電子ピアノがオススメ
そこで電子ピアノです。
各社、いろんな工夫をしており、グランドピアノに近いキータッチを目指して
開発されているようです。
恐らく、かなり弾きなれた方ではない限り、その違いは分かりにくいでしょう。
そこで、今回は「リアルなキータッチを求めている機種」、
「キータッチの重さが変更できる機種」に絞って考えていきます。
また、どうしても価格が上がってしまい、安くても5万円です。
ただ、漠然と10万円を超えると厳しいなぁ~と言う方もいると思いますので
5~10万円の価格帯で検討していきます。
10万円未満の電子ピアノの比較【ヤマハ、ローランド、カワイ】
主張: それでは、先ほど記載した条件のピアノを比較していきましょう。
比較のために、10万円を超えるモデルも書いていますので、ご了承ください。
ヤマハの電子ピアノを比較
条件に当てはまるヤマハのピアノは、PシリーズとARIUSシリーズがあります。
Pシリーズ(ポータブルタイプ)
価格差が小さいですね。
「P45」と「P121とP125」では音源が違うので
1万円ほどの価格差であれば「P121とP125」
を選ぶのがいいでしょう。
P121とP125の違いは、大きさです。
P121の方が小さく、鍵盤数も少ないですが、コレでも十分かと思います。
あとは、設置スペースの問題で、スペースに余裕がある方はP125
あまり余裕が無い方はP121という選び方でしょうか。
大きさも極端に変わりませんし、基本的に大きい方が安定するので、私ならP125を選びます。
ARIUSシリーズ(据え置きタイプ)
YDP-S34とYDP-144は、サイズの違いです。
S34の方がスリムモデルです。ちなみに、S34の上位モデルS54は12万円程度のため
今回の比較から除外しています。
YDP-144と164の違いは、鍵盤種の違いですね。
ヤマハの鍵盤種類は6段階あり、
グレートハンマースタンダードは1番下、
グレートハンマー3は下から3番目です。
この程度の価格差であれば、私ならYDP-164を選びます。
ローランドの電子ピアノを比較
ローランドも、ポータブルタイプと据え置きタイプの2種類があります。
(表の左上の数字が①と②が反対なのは気にしないでください。。。)
ポータブルタイプ
価格差は1万円、違いは同時発音数です。
96音も128音も同じだと思いますが、1万円の差であれば
FP-30の方を購入してもいいでしょう。
据え置きタイプ
まず、F-140RとRP501Rの違いからです。
スペックの違いはほとんど見られず、サイズが違うのみです。
設置スペースに余裕が無い場合はF-140R、
余裕がある場合は安定性を求めてRP501Rがいいでしょう。
また、RP701RとRP501Rの違いは、キータッチですね。
RP701Rは、なんと!100段階も変えられるようです。
(そんなに選び切れないと思いますが・・・)
また、ハンマーレスポンスを変えられるのもポイントでしょうか。
ピアノは、鍵盤を叩くと、裏側でハンマーが木を叩いて音を出す構造ですので
そのハンマーが返ってくるときの感触を再現するものです。
この調整が独立してできるのは、今回調べた中ではローランドのみでした。
これも、1万円程度の差であれば、私だったらRP701を選んでしまいます。
カワイの電子ピアノを比較
カワイの電子ピアノは、比較対象が少なくて選ぶのが楽です。(笑)
他のメーカーのようにポータブルタイプと据え置きタイプがありますが、
予算が10万円以下の場合は、ポータブルタイプのES110一択です。
据え置きタイプの場合は、CN29ですが、約13万円と少々値段があがりますね。
これは主に鍵盤種類の違いで、CN29はⅢ、ES110はスタンダードですので
CN29の方が2段階ほどリアル度が高いということでしょう。
(カワイは公式HPに鍵盤種類の説明のまとめを見つけることができませんでした。)
価格差が大きくありますので、10万円以下で据え置きタイプを狙うのであれば
他メーカーしか選択肢がありませんね。
ポータブルタイプまとめ
音源やキータッチは、それぞれのメーカー独自の基準ですので比較ができませんが
それほど大きな違いが無いと推測できます。
この3社を比較してみると、ヤマハのP125が一番小さく、同時発音数も多く
しかも一番安い結果になりました。
単純比較なので、細かい性能までは見れていませんが、
この中ではヤマハのP125が一番オススメですね。
据え置きタイプまとめ
音源やキータッチは、それぞれのメーカー独自の基準ですので比較ができませんが
それほど大きな違いが無いと推測できます。
サイズも同等なので、単純に性能だけで比較すると、
タッチ感度の調整が細かく、同時発音数が一番多いローランドがオススメでしょうか。
少し余談ですが、ローランドは唯一、ボタンの表記が日本語らしいです。
(例えば、「Volume」じゃなくて「音量」)
直観的にわかりやすく、個人的に好きなので、
ローランドRP701をオススメします。
最後に、私はここまで調べた結果、予算を20万円まで上げて
もう少し良い電子ピアノを購入することにしました。
理由は、以下の通りです。
- 物理的に大きいものなので、今後、買い替えるのか簡単でない
- やはり、今後は木製鍵盤が欲しくなると思う
20万円クラスで木製鍵盤のモデル紹介は、また別の機会でお届けします。
おわり
電子ピアノ選びの参考になると嬉しいです。