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卓上フライス盤はプロクソンがオススメなたった1つの理由【使い方あり】

2020年8月21日

卓上フライス盤卓上フライス盤の購入を考えているが、何を買えばいいかわからない。
いろいろ種類があって、迷っている。
という疑問にお答えします。
工作機械初心者の方向けです。

目次

1.卓上フライス盤のオススメメーカーは2つのみ【初購入者向け】
2.卓上フライス盤のメーカーはプロクソンがオススメ【でも実は同じ】

卓上フライス盤って知ってる人少ないですが便利です。
プラスチック、木、金属などなど大抵のものは加工できます。
最近だと、プラレール回転寿司のコンテナ車を加工しました。
(その様子はこちら)

フライス盤を私が実際に購入した際の検討結果を公開します。
使い方もあるので、そちらもご覧ください。

卓上フライス盤のオススメメーカーは2つのみ【初購入者向け】

卓上フライス盤卓上フライス盤のオススメメーカーは、以下の2つのみです。

  • プロクソン(キソパワーツール社のブランド
  • ホーザン

詳細を説明する前に、卓上フライス盤について少し説明します。

卓上フライス盤とは

簡単に説明していきます。
そもそも、フライス盤とは、切削加工を行う工作機械です。

旋盤は、工作物が回転し、固定された刃で加工するのに対し、
フライス盤は、加工物を固定し、回転する刃で加工します。

回転した刃を当てながら工作物を平面移動させることで
溝を作ったり、端面を加工したりできます。

単にフライス盤と言うと、かなり大型の機械を指すのが一般的ですが
卓上フライス盤はその名の通り、机の上にも置けるサイズのフライス盤です。
超厳密な精度は出ませんが、DIYでの工作が容易にできます。

また、工作物の移動を自動化したものが、CNCフライス盤です。
ただ、ここでは手動式を前提にしています。

初購入者へのオススメメーカーが2社しかない理由【高価格帯が多い】

初購入者へのオススメメーカーが2社しか無い理由は簡単です。
調べてみるとわかりますが、機能が充実しており10万円以下で買えるものが、
この2社のみ
です。

  • プロクソン

  • ホーザン

より精度を求める方はコレに限りませんが、ここでは「初めて卓上フライス盤を使う方向け」として紹介していきます。

ただでさえ手が出しにくい工作機械です。感覚的に10万円が一つの区切りになると思います。
この10万円をクリアできるのが、上記2社です。
(ホーザンのみ、ショップによっては10万円を少し超えることもあります。)

卓上フライス盤のメーカーはプロクソンがオススメ【でも実は同じ】

卓上フライス盤主張:先ほど紹介した2社のうち、オススメはプロクソンです。
理由を以下に解説していきます。

プロクソンとホーザンの比較

まず、プロクソンとホーザンを比較してみましょう。

プロクソン

  • 電源:AC38~40V (AC100V電源トランス付)
  • 消費電力:200W
  • 回転数:1200~6000rpm(無段電子コントロール付き)
  • 寸法:W350mm×D420mm×H500mm
  • 重量:13.9㎏
  • 定格使用時間:30分
  • チャッキング径:エンドミル用φ6mm
  • スライド最大寸法:左右70mm、前70mm、後40mm
  • 付属品:専用スパナ、L型レンチ、防塵メガネ

ホーザン

  • 電源:AC39V(AC100V専用トランス付)
  • 消費電力:200W
  • 回転数:1200~6000rpm(無段変速)
  • 寸法:W350mm×D420mm×H505mm
  • 重量:約14kg
  • 定格使用時間:30分
  • チャッキング径:エンドミル用φ6mm
  • スライド最大寸法:左右140mm前後110mm(前70mm 後40mm)
  • 付属品:ドリルチャック、クランプ

ご覧の通り、ほとんど同じスペックです。
値段はプロクソンの方が安いです。

スライド最大寸法に大きな差があるように見えますが、
プロクソンは左右前後それぞれの動き幅、
ホーザンは左右を足した数値、前後を足した数値
が書いてあるので、数値は同じです。

付属品に大きな違いがありますね。
ホーザンはドリルチャックとクランプが付いてきます。
しかし、プロクソンもオプションで購入可能なので、
それほど大きなアドバンテージでは無いでしょう。

プロクソンをオススメする秘密の理由【実は同じ】

あなた

ほぼ同じスペックなら、付属品が充実したホーザンの方が良いんじゃないの?

と、思いますよね。
実際、オススメ卓上フライス盤○○選のような記事には、

ドリルチャックもついているので、
穴あけ加工もできるホーザンの方が機能豊富で1位!

と、書いてあります。

でも、プロクソンがオススメです。
その理由はズバリ、ホーザンはプロクソンのOEM品だからです。
先ほど見た通り、スペックはほとんど同じでしたね。
そして、よ~く見てみましょう。外観も色違いです。
OEM品なので、実は元はほぼ同じものなんです。

でも、プロクソンのオプションでドリルチャックとクランプを追加購入しても
機能的には全く同じですし、価格も安いです。(買うショップにもよりますが)

こういった理由から、プロクソンをオススメします。
とは言え、価格もそれほど大きな差はある訳ではありません。
「色で選ぶ」でもいいと思います。

使い方を動画で紹介

次に使い方を紹介していこうと思います。
が、ここに写真を乗せて全部書くと非常に長くなってしまうので、動画をご覧ください。

まず、使用前に組み立てる必要があります。その様子はコチラ

そして機械の紹介動画はコチラです。

一応紹介してはいますが、私自身超初心者です。
使い方に間違いがあるかもしれません。
各自、調べて頂き、安全に作業してください。

純正オプションの紹介

プロクソンの純正オプションを紹介していきます。

  • 本体(オプションじゃないけど)

  • ドリルチャック
    これは持っていた方がいいでしょう。
    フライス加工の下処理に穴あけ加工をする場合もありますからね。

  • マシンバイス
    加工物を固定する用です。
    口の幅50mm、口の開き30mmです。

  • 高さ自在クランプ
    先ほどの動画にように、平べったいものを固定する時に使います。
    固定可能最大高さは30mmです。

  • エンドミル(※以下の物は純正ではありません。)
    エンドミルは純正でもありますが、高いです。
    消耗品でもありますし、安い物を購入し、
    不満であれば高いものを購入すればいいと思います。
    ちなみに私の買っているものはコレです。別に何でもいいと思います。

おわり

この記事が、卓上フライス盤購入の参考になると嬉しいです。

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